■旅の疲労と2つの現実的な課題
三義を出発するにあたり、現在2つの大きな問題を抱えている。
- SNS発信に伴う精神的疲労:最近の睡眠不足もあり、思考がネガティブになっている。自分の発信や行動が台湾の人の間で悪く言われているのではないかという懸念が拭えない。現地の人と繋がり有益な情報を得られるメリットは大きいが、私は考えすぎてしまう傾向があるため、不特定多数に向けた発信には向いていないと判断した。今後はアカウントを非公開にし、小規模な範囲での発信に切り替える。
- スマートフォンのバッテリー劣化:フル充電しても2時間で0%になる状態だ。頼みのモバイルバッテリーも尽き、充電場所を探し回る事態がこの旅ですでに2回発生している。ナビゲーションが使えないのは旅の進行において致命的なため、台中に到着次第バッテリー交換を行う予定だ。
■出発直後の忘れ物と麦わら帽子の購入
ホテルを出発して500mほど進んだところで、傘を忘れたことに気づき引き返すことになった。
その戻る道中、日焼け対策として麦わら帽子を購入した(100元)。高い位置に2つ陳列されていたため、店員の男性に取ってもらった。その帽子を被ってホテルで傘を回収し、改めて三義を出発した。
■桜の絶景と后里区での充電トラブル
歩き進めると、昨日登った三義で2番目に高い山が見え、「中科崴立櫻花公園」では桜が綺麗に咲き誇っていた。
しかし、后里(ホウリー)区に入ったあたりでスマホとモバイルバッテリーの充電が完全に切れてしまった。
通りかかったお店で年配の女性に充電させてもらえないか尋ねたところ、快諾してくれた。案内されたのは厨房の出入り口にあるコンセントで、業務の邪魔にならないか申し訳なく感じたが、そこで買っていちごのサンドイッチを食べながら待たせてもらった。このサンドイッチは非常に美味しかった。
■葫蘆墩公園と夕食時の温かい提案
道中でウインナーを食べ歩きしながら進み、「葫蘆墩公園第四區」へ立ち寄った。綺麗に整備された素晴らしい公園だった。
夜になり、夕食をとるために入った飲食店でコンセントの有無を聞くと、ここでも快く使わせてくれた。ワンタンラーメンを食べたが、これも美味しい。
さらに店員さんは「食べ終わった後も、周辺を散策している間ここにスマホを置いて充電していっていいよ」と提案してくれた。非常に親切な対応だったが、宿泊予定のホテルが近かったため、お礼を伝えて辞退した。
■口座振込の壁と、3000元のホテル
充電問題や時間的な制約から、今日は本来の目的地であった台中の中心部まで進むことを断念した。
ここで宿泊先の確保に難航する。最初に見つけたホテルは「支払い方法が銀行振り込みのみ」であった。台湾の銀行口座(通帳)を持たない旅行者は宿泊できないシステムだ。
選択肢がなく、やむを得ず近くにあった一泊3000元という非常に高額なホテルに宿泊することになった。
チェックイン後も、11階で自分の部屋の場所が分からず迷ってしまった。ホテルの女性スタッフが助けてくれて無事に部屋に辿り着くことができた。
肉体的にも精神的にも疲労が重なった1日だったが、部屋で飲んだ人生初の「台湾ビール」は文句なしに美味しかった。
