■ 朝の出会いとお得な朝食
今朝、ホテルの同室だった若い中国人女性から、出発の準備をしている時に話しかけられた。彼女も私と同じく、反時計回りで台湾を自転車で一周しているそうだ。とてもフレンドリーで感じの良い人だった。同室には年配の白人夫婦も泊まっていたが、彼らは一足先に出発していった。その後、私とその中国人女性もそれぞれホテルをチェックアウトした。
朝ごはんはセブンイレブンで済ませた。おにぎり2個と紙パックの美味しいミルクティーを購入。今の時期、台湾のセブンイレブンでは特定の組み合わせで少し割引になるキャンペーンをやっており、お得に朝食を食べられて満足だった。食後に冷たいマンゴードリンクも飲んで、喉を潤した。

■ 「海大山小」の美しい海と昼下がり
歩き進めて「海大山小(ハイダーシャンシャオ)」に到着し、ファミリーマートで昼食をとった。休憩していると、店員さんから「もうすぐ閉まるから、すぐ近くの別の店舗に行ってほしい」と案内された。しかし、十分に休憩も取れていたので、移動はせずに周辺を探索することにした。
ここは海水浴場になっており、海がとても綺麗だった。写真映えするスポットがたくさんあり、平日にもかかわらず観光客の姿もそこそこ見られた。
その後、車城(チェチョン)に向けて再び歩き始めた。道中、また綺麗な海を見渡せるスポットを見つけたので、波音を聴きながら海を眺めて昼寝をした。最高の時間だった。


■ 個性的な女性との出会い
昼寝から目覚めて車城へ向かって歩いていると、原付に乗った中年女性に声をかけられた。「後ろに乗せてどこかへ送ってあげる」と言う。行き先は分からなかったが、悪い人ではなさそうだったのでお言葉に甘えることにした。
着いた先は、なんとセブンイレブンだった。この女性はとても個性的なキャラクターで、店内で働いている男性店員と非常に親しげに話していた。てっきりこのお店のオーナーか、店員さんの奥さんなのだろうと思っていたら、実はただの常連客だという。しかも、その男性店員と会うのは今日でまだ2回目らしい。それにしては夫婦かと思うほど距離感が近く、驚かされた。
彼女から台湾名物のパイナップルケーキをもらい、今回初めて食べたがとても美味しかった。その後、小腹が空いたのでセブンイレブンで「関東煮(台湾風おでん)」の「貢丸(豚肉の肉団子)」を食べた。これも美味しかった。
実はこの女性、私が今日泊まる予定のホテルをキャンセルさせて、自分の家に泊まらせようとホテルに電話までしてくれたらしい。残念ながらキャンセル不可のプランだったため実現しなかったが、その気持ちが嬉しかった。
すると彼女は、なんと男性店員に「帰り道が同じ方向だから、仕事が終わったら車で彼をホテルまで送ってあげて」と手配をしてくれた。店員さんは17時に仕事が終わるということで、それまでセブンイレブンで待たせてもらうことになった。待機中は、女性と一緒にUFOキャッチャーで遊んだりアイスを食べたりして楽しく過ごした。
別れ際、彼女は折り鶴がセットになったメッセージカードに、ペンで私へのメッセージを書いて渡してくれた。本当に心が温まった。最後までしっかりと握手をして、彼女とお別れをした。

■ 親切な店員さんのドライブ
17時になり、男性店員さんが仕事を終え、私を車に乗せてホテルまで送ってくれた。車中での20分間、いろいろな話をした。彼は結婚しており、パートナーの旦那さんは恒春でお店をオープンしているそうだ。「明日そこへ連れて行ってあげたかったけれど、あいにく台北の実家に帰らなければならないんだ」と残念そうに言ってくれた。
また、「この辺りの西海岸は日の入りがすごく綺麗だよ」と教えてくれた。彼はただホテルまで送ってくれただけでなく、私が無事にチェックインを済ませるところまで見届けてくれた。本当に優しくて誠実な人だった。

■ 車城の夜と、可愛らしい訪問者
ホテルにチェックイン。今日は4人部屋の相部屋(ドミトリー)を予約していたが、なんと他の宿泊客がおらず、部屋を独り占めできた。
部屋で少し休んだ後、車城の街をぶらぶらと散歩した。夕食はとても美味しかった。その後、街で伝統的な衣装を着て歌い踊るミュージカルのような公演イベントをやっているのを見学した。帰り道にホテルの近くのコンビニでお菓子を買い、イートインスペースでゆっくりくつろいでから部屋に戻った。
部屋でくつろいでいると、どこからか1匹の猫が部屋に入ってきた。撫でてあげるとすごく懐いてくれて、たまらなく嬉しかった。結局1時間ほど部屋に居座り、なでなでしたり写真を撮ったりして、旅の疲れがすっかり癒やされた。
その後はゆっくりと過ごし、夜中の12時にシャワーを浴びて就寝した。人の温かさと、動物の癒やしに恵まれた最高の1日だった。







