【台湾徒歩旅 31日目】大武へ!心温まる出会いの連続と、サングラスの意外な効果

■ 昨夜の仲間たちとの朝食と、温かいお別れ
朝8時ごろに起床し、昨日一緒にカラオケへ行った4人組と一緒に朝ごはんを食べた。ホテルが用意してくれた朝食会場のお店までは、自転車に乗って5分ほどで到着した。

食事を終えてホテルに戻り、出発の準備を整えた。いよいよ4人とお別れの時間だ。別れの挨拶を交わす際、奥さんから「あなたはとても可愛いわね」と言ってもらえて、照れくさいけれど嬉しかった。

さらに、ホテルのオーナーさんが途中まで車で送ってくれることになった。その上、なんとこのホテルで使っているタオルまでプレゼントしてくれたのだ。車で10分ほど進んだところで降ろしてもらい、そこから今日の宿泊先に向けて歩き始めた。

■ 人通りの少ない道での、思いがけないエールと差し入れ
歩いている途中、すれ違うバイクの人たちが親指を立ててグッドサインをしてくれたり、「頑張れ!」と声をかけてくれたりする。孤独な徒歩旅において、これが本当に大きな力になる。

今日歩いたルートは歩行者が非常に少なく、人とすれ違うこと自体がレアな道だった。そんな中、見知らぬ女性が近づいてきて、ドリンクとパンを差し入れてくれた。この辺りはコンビニが全くないので、この差し入れは本当にありがたかった。彼女はその後車に乗り込み、手を振って「バイバイ」と見送ってくれた。

■ 台湾一周中の日本人サイクリストとの遭遇
もらったパンとドリンクを持ち、道中のベンチで休憩した。事前にコンビニで買っておいたおにぎりを食べていると、自転車で台湾を一周しているという男性に出会った。お互いに日本人だと分かると、異国の地での偶然にとてもびっくりした。

彼と20分ほど立ち話をした。普段は日本中をサイクリングしているそうで、近いうちに私が住んでいる福岡にも行く予定だという。娘さんがキャビンアテンダント(CA)をしており、そのおかげで今回は格安で台湾に来られたと聞いて羨ましくなった。

お互いに、台湾に来てから今まで経験したことのないような体験をさせてもらっていること、「台湾の人は本当に温かいね」という話で大いに盛り上がり、記念写真を撮って別れた。

■ 猿との遭遇と、野犬対策の思わぬ大発見
再び歩き出すと、道中で野生の猿を見かけた。

そういえば、最近、激しく吠えかかってくる怖い野犬がピタッと吠えなくなったことに気がついた。理由は明確で、私が「サングラス」をかけるようになったからだ。サングラスをかけた状態で、吠えている野犬の目をじっと見つめ返すと、なぜか大人しくなり吠えなくなるという法則を大発見した。

■ 食堂での感動。名もなきヒーローの優しさ
夜ご飯を食べるため、道沿いの食堂に立ち寄った。お店では7歳ぐらいの小さな女の子が一生懸命お手伝いをしていて、とても感心した。

食事をしていると、店内にいた男性から声をかけられた。私が日本人で、徒歩で台湾を一周していることを伝えると、とても喜んでくれた。彼は台中出身とのこと。一緒に写真を撮り、私からは感謝を込めて折り鶴をプレゼントした。

彼が先に店を出て行った後、しばらくして彼がこっそり戻ってきて、私にスポーツドリンクをプレゼントしてくれた。
それだけではない。私が食事を終えてお会計をしようとすると、なんとその男性が、自分の分のお会計をするついでに私の食事代までこっそり支払ってくれていたのだ。私が全く気づかないうちの、スマートすぎる奢り方。本当にかっこよくて感動した。

■ 大武(ダーウー)到着
心がぽかぽかしたまま、食後にさらに1時間ほど歩き、ついに今日の目的地である大武(ダーウー)のホテルに到着した。
夜は部屋でゆっくりと映画を観てから眠りについた。今日も人の優しさに救われた最高の1日だった。

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